21日から22日にかけて、NEC社会起業塾の合宿に参加しました。
かものはしプロジェクトは2回目くらいの起業塾に参加させていただいていたので、形式的には後輩の方々と一緒にいろいろなことを学ぶ機会をいただきました。
当時の合宿に僕は参加していなかったので、こういった形式で事業について考える時間を持つその現場に居合わせることは初めてで、その真剣さ、熱気、思いなどに圧倒されてしまいました。
事業が予想以上にうまくいきミッションに悩むもの、ミッションはあるものの事業の収益化に悩むもの、ミッションはあるもののどういう事業に手をつけるか悩むもの、様々な状況の方々がいらっしゃったように思います。
ただ、そういう問いにはある程度ずっと悩み続けるものだと思いますので、このタイミングで思いっきり悩んで、悩んだらあとは何とか無理矢理にでも進めるだけなんじゃないでしょうか?
無責任なことは言えませんが、前向きに手を変え品を変え取り組まれている皆さんなら課題をきちんと乗り切られるんだろうな、という感覚を持てました。
僕はといえば、起業塾の時からはじまった「バーチャルボードミーティング(仮想理事会)」(以下VBM)という仕組みについて、かものはしでの活用事例を説明させていただきました。
VBMは今でもかものはしの理事会として1ヶ月半に一度くらい行われています。アドバイザリーボードの方々をお呼びして事業の進捗や課題の共有、計画の共有などを行っています。そのときも説明しましたが、かものはしプロジェクトがVBMを行い続ける理由は大きく分けて以下の4点かと思います。 参考までに。
- アドバイス:ユーザーとして、先輩経営者として、専門家として、ファンとして、事業だけでなく一アウトプットやコンプライアンス、ガバナンスなども。なんと言っても励ましてもらっている。
- 協力を求める:アドバイザリーボードからの営業先の紹介、ノウハウの紹介、人の紹介
- マイルストン:各事業部ごとに、前後1ヶ月半くらいの報告と計画を発表。議論の機会、計画を見直す機会としての利用。コミットメントの場としての利用。
- スタッフへのメッセージ:経営層が何をやろうとしているか、何を考えているか、他部署が何をやっているかということを共有 (驚くほど普段はできていない!)
今回の起業塾の方とも顔見知りになれたので、何かの機会にまたお会いできればと思います。
お互い成長率では負けないように頑張りましょう!
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