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エンパワメントリーダーシップとは、下記の三原則でスタッフと仕事をするというスタイル。
ということで僕から仕事ふられたら
「何のためにこれをやるんですか??」
「やり方にいちいち口を挟まないでください」
「ちゃんと忙しくても助けてくださいね!」
って言ってください〜
もちろん人ごとじゃないんですが、Web系も含め今はどこも売り手市場で人材がいないいないの大合唱。
しっかりとした企業は正直猫も杓子もという感じで、必然的に人をスクリーニングする敷居も下がっており、PCが使えさえすればという求人も多くなっているそう。
人を雇いたいならWebでは一人あたり10万からスキルによっては50万程度の広告費がかかるそうです。
僕の仮説は元々「きちんと人材を育成できるWeb系の会社はあまりない」「時間を長く働かせることで利益率を保っており、強みがないため、人材を消費する。よって離職率が高い企業が多い」というものでした。
逆に言えば、組織を構築するために考えると、きわめて優秀な人材を採用するという戦略はうちのような規模の小さなところには難しい(の割に優秀な人がそろってますがw)。
さらにうちの場合、企業の方向性として一定程度規模を拡大したいと思っているとすると、人材戦略は下記のようなものになるはずです。(人材からみた企業戦略というか)
ことを組織として確立し、メンテナンスすることが必要だと思います。
さらに、生きたマニュアルというのは現場でしか作ることができないことを考えれば、そういった戦略や方向性を現場と経営陣が共有することが何よりも大事かと思います。
というわけで結論は、安心してうちに採用されてください皆様。ということでした。
18日の夕方にSFCでお話をする機会がありました。
ソーシャルベンチャーインターンシップフォーラムというタイトルのイベントで、SFCのソーシャルベンチャー系の授業を受講している主に3つのゼミの生徒に対して、インターンの紹介のためのイベントです。
そこに実際に起業した社会起業家というふれこみでパネリストに呼ばれてお話しして参りました。(正直社会起業家と呼ばれるほどまだ事業を作れていないですが。。。)
当日は井上さんの衝撃的なワークショップから始まりました。簡単に言うと下記のようなもの
これで結構SFCの学生はヒートアップしてました。さすがソーシャルイノベータークラス。結構な割合でBだった気がします。あなたは
という選択肢があればどちらを選びますか?
- A:「経済的な基盤を築いてから余った力で夢を追いたいですか?」
- B:「夢を全力で追って、お金は後からでもいいと考えていますか?」
同じ質問をしたところハーバードビジネススクール@1960年では実に1500人の生徒のうち、1250人がAを選んだそうです。
そして20年後、1500人の生徒から101人のミリオネアが出たのですが、なんと驚くべきことに、そのうち100人が20年前にBを選択した人でした。
この結果がBを選べということを意味しているとはいいません。 ただ、マザーテレサのこの言葉は覚えていてください。
「愛情を持たないで仕事をすることは、奴隷と同じです」(ちょっと僕が曖昧に覚えてるのですが)
さて、その後ETIC.の山内さんからインターンするということに関しての講演が1時間ほどありました。それもすっごくおもしろい内容でした。ソーシャルベンチャー系の関わりしかなかったので山内さんのお話ってほんとに聞いたことがなかったんですよね。ただ、事業面でもインターンシップの意義という話でも非常におもしろく聞くことができました。北極星、メンター、、、、心に残る講演でした。
その後、僕も参加するパネルディスカッションとなりました。参加者は宮治豚の宮治さん、フローレンスのインターンの越君と僕で、コーディネーターは山内さんでした。
自己紹介タイムがあり、10分いただいたのですが、学生の手前自分の学生時代の話をしたかったのですが、事業の説明で10分使い切ってしまうという失態。パネルディスカッションの最初でわざわざ学生時代の話を振っていただきました。(恥
ちなみに、よく「なんで中退したんですか?迷ったあなたを決断させたものは何ですか?」と聞かれるのですが、(いろいろな人に迷惑をかけましたが)単に両立できなかったから学校をやめさせられただけであって、決断した訳じゃないんですよね。自分の中で事業以外のことをやるのに興味を持てなかったのもありますが。
いくつか質問のやりとりもあっていろいろとお話しできたので印象に残っていることをいくつか。