今回の理事会ではXperlは15分ほど時間をいただき現状報告や今後の方針に関して述べさせていただいた。
弊団体には予算の目標が梅、竹、松の三段階となっている。梅がそのお金は稼がないと団体が立ちゆかなくなるよというある程度ボトムアップで費用を積み上げて算出された予算である。弊団体の予算として公式に発表されるのは梅である。
竹目標は現状のままがんばればこの程度いかなきゃね という予算である。大体梅の1.4~5倍である。
そして松はExcel的にはこの辺までいけるんじゃないか!? みたいなドリームプランである。Excelで最初に何の制限も無く売り上げを伸ばし続けてシミュレーションすると松くらいになる(笑) 今回は、梅目標の2倍強となっている。
そもそも予算がこれだけ幅があるのもベンチャーならではかもしれないが。
さて、Xperlとしては上半期竹目標を達成できそうです。という報告をしてきた。で、下期も含めて松目標を達成すべくがんばりますよ。という比較的前向きな話であった。
で、理事会でいただいたアドバイスが次の二つ
■本木さん 「成長しているときこそ気をつけない物として何があるか?」
→組織を拡大していくときに同時にサービスの品質を保つこと、運転資金の2点
もちろんマニュアル化などの作業が活きてくるわけだが、マネジメント層は急には育たないため、案件数を増やすときにパートナーの会社からマネジメント層だけ出してもらうとか、フリーランスの人とチームをくむといった施策が必要だろう。
運転資金は引き続き注意するに超したことは無いが、ビジネスモデル的にファイナンスは割といいのでそこまで大きな課題ではないかもしれない。今後固定的な給与に変更したときにはよりいっそうの注意が必要。
■岡崎さん「一本足だとすぐ倒れますが、二本あれば倒れません。」
相変わらずの岡崎節だが、これはつまり事業をポートフォリオ化してリスクを減らせということ。現段階で、売り上げ的には2:8程度Webサイト制作も行ってはいるが、今後HTMLが拡大していくこともあり、このままではHTMLに何かあったときに事業が倒れてしまうのでは? ということ。
これに関しては二つ考えている。
以上と、先日エントリーした理事会資料の骨子から第二四半期の経営方針は下記のようとなる。
※これは顧客のニーズをはずしていないサービスである間だけ。
オリエンテーション(スタッフが入ってきたときに2時間くらいして伝えるMTG)
■メールアドレス
・発行
・設定の方法を教える
■日報、ML、SNS
■経費系
・立替精算と交通費精算の方法を教える
・伝票のExcelをメールで送付
■給与に関して
スーパー歩合給
請求書発行時に山分け
■Xperlの成長の方向性と価値観に関して
・品質とスピード
・仕事を待つな、アントレプレナーシップをもて。
・成長にこだわれ。
■面談に関して
3ヶ月にいっぺんスタッフと僕とで面談を行うので、その場でいろいろと業務改
善やスキルについて相談しましょう。
■来る曜日
Xperl定期的なMTGは
・火曜日の午前のXperlMTG
・木曜日午前のカイゼンMTG
あとは土日もやってるけど、日曜日は余り人がいない
来る曜日はある程度確定させること
■GoogleCalendar
・青木のGoogleCalendarを見られるようにする
・事務所に来る日はカレンダーに記入してもらう
■かものはしの全体業務に関して
・他事業部のビジョン
■Xperlの事業領域に関して
・なぜHTMLなのか?事業割合は?
・今後の事業領域の可能性
■将官制度に関して
・運用に関する簡単な説明
課題としては
フローレンスの駒崎君に熱弁されたのがエントリマネジメント。新しい人が入ってきたときに
ということをあらかじめきちんと形式知化しておくということですね。
詳しく検討したことはないのですが、少し考えてみます。
まずそのねらいから。
ちょっと長くなりましたが、エントリマネジメントの中で価値観の共有というのはかなり重要なファクターでしょうね。最初にがつんといっておくことは後々まで覚えてくれているみたいです。もちろん最初にちょっとしゃべったから共有できるとは思っていません。日々のアクション、意志決定のすべてをスタッフはみていますから。
さて、上記を含めてIT事業部では下記のようなことをスタッフに伝えています。って書こうとおもったのですが長いので次回。
今日からXperlに新人が加入したので、早速研修が始まった。
入ってくれた最初のオリエンで言うことはもうまとめてあったので楽だった。ビバ自分。
しかも今回からは研修をスタッフにお願いしているので、(少しだけ心配だけど)自分の時間が確保できるのですごくうれしい。
でもなんと言っても一番は新しく入ってくれたスタッフ。モチベーションも高そうだし、根性もありそうなので期待しております。
研修は前にしめしたコーディングのキャリアパスに従って行う。いかにポイントをば。
■Level3までは一気にいく。
1日目でメモ帳を使いながらタグを覚えてもらい2日目はその復習。
■Level5までは仕事を絡めながらじっくりと。
保守の仕事をベースにいろいろとOJTでCSSのフォントの調整まで行く。
■Level7までは一旦研修で。
流し込みやCSSの多少の変更までできるようになったら、一旦授業形式でCSS中級講座。
ボックスモデルや、ブラウザの基本的な差異などを教えておかないと後々苦労するので。
■Level8は仕事の中で覚えていく
ブラウザのバグなどはなかなか教えることができないので、基本的な物とハックを伝えたらあとは経験の中で教えていく。 もちろん
といったことはある程度まとめられるので、切り分け方なども含めて一旦教えてしまうのがよい。 ただ、実際背景が出なかったときに上記の可能性が上がってきてすぐに切り分けられるかというのは、経験によるところが大きいので、ミスしながら覚えていくのがいいとは思う。
前に示した仕様の把握力に関しては別途仕様書を見ながら覚えていく必要があると思う。この力にはまずは性格によるところが大きい。で、あと他業種でも訓練されている可能性がある。
幸い今度の新人はDTP出身なのである程度期待していたりする。
とりあえずこの辺で。
カドベヤさんと新規案件の営業へ。 決まっていたと思っていた仕事もなにやら微妙な雰囲気。
現場を考えずにプライドだけで仕事をしている人が多いことに愕然。
「あの会社のやつをウチのビルに一歩も入れさせるな!」って、そんなことで1ヶ月半のプロジェクトを1ヶ月にされても。。。
カドベヤさんと打ち合わせ+憂さ晴らしということで、青山の寿司家に連れて行っていただく。文字通り家の中にある。マンションのエレベーターを降りると、お店になっている。8席+座敷3席くらいか? 飲み物は全部セルフサービスだが、かなりおいしかった。 高かったんだろうなぁ。 またこれることを祈って。
12時すぎて事務所に帰ると、日向、平田ががんばっている。 おかげでいろいろと考える時間がとれたので、前の生産性向上100のアイディアに従い、デュアルディスプレイの構築を決意。
ノートPCで外部接続を使ってしまっているため、無理なのかと思ったら「サインはVGA」なるすばらしい機械を発見。社長が好みでネーミングするのはいかがな物かと思いつつ、悪い人じゃなさそうと思わせる変な安心感。Dellで19インチディスプレイが30000円を切っているのをみてぽちっと購入。 計4万円くらい飛んでいきましたがこれで事務所で19インチデュアルディスプレイです! (2560x2048) 流し込みには最適。 事務所で嫌われること間違いないし。(今手狭なの。)
カドベヤさんのと今後もよろしくっていうことで、仕事にもどりまーす。
・タッチタイピングの練習をする
・ショートカットの活用
・OSレベル Windows,Mac
・アプリケーションレベル DreamWeaver、Fireworks、ImageReady
・その他アプリケーション Mailやブラウザなど
・DreamWeaverを使いこなしているか
・英語のスペルミスを起こさないか
・MacとWindowsでファイルのやりとりをできるかどうか
・多少のフォントに関する知識
・PCのスペック
・デュアルディスプレイの活用
・ディスプレイの解像度を高く設定
・タスク管理を効率的に行える
・画像のパスやコピーを効率的に流し込み
・サイトマップや指示はすぐに印刷してチェックしていく
・先に納品して問題事項を洗い出す
・よく使うレイアウトをライブラリ化する
・CSSの名前の付け方を共通にする
・CSSの配置を共通にする
・画像の名前の付け方を共通にする
・デバッグ方法を形式知化する
・WebInspectorでフォルダ一括チェックする
・テンプレートの使い方を形式知化する
・JavaScriptをライブラリ化する
・フォントサイズの設定を形式知化する
・ブラウザのルーラを使う
・ツリー表示のできるメーラーを使う
・Clipノートを使う
・設計を緻密に行う
・mg20の活用
・複数クラス指定の活用
・同じ顧客にはできるだけ同じ人をアサインする
・リンクや仕様のわからない部分をあらかじめ洗い出しヒアリングするようにする
以上34
■目次
□4~7月の振り返り
・経営の点数としては60点
(結果としては80点で、それはスタッフに無理をさせているから)
・財務目標の差異
・案件の拡大ではなく、引き受けた案件の収束に集中した
・半期では目標を達成できる見込み
・開発力の予実
・スタッフの成長は著しい
・4,5,6月はカイゼンに取り組むことができた
・大きな案件が始まって全社的なカイゼンは停滞したが、OJTでの成長はスピードアップした
・スタッフが働きすぎ。これは大きな案件が一件ずれて重なってしまったためと、追加の人材を入れられなかったため
・営業目標の予実
・顧客の継続率が上昇した
・大規模案件を引っ張ってくる太い客の増加
・4,5月は特に工数単価が低い案件が多かった(実績、チャネル不足、見積もりミス)
・人事の予実
・7月に1人増加させたかったがアクションをとれなかった
□8,9月、今後の予定
・開発 S案件4人×80万×2ヶ月 8月21日~10月中旬まで
・営業 O、Rなどで既定路線(むしろ大きな案件を受けられないので、音声対応やMTなどの特殊な部分を)
・人事 スタッフ1人、バイト1人月を目標に
2700万コースから4000万コースへ
□中長期のビジョン
・現状の延長線上でどこまで行けるか
・来年度売り上げ1億円をめどに
・モデルは 500万x10+15万x400
・人数はDirectorクラス2名弱、Coder10名
・技術革新で市場が縮小するリスクは
・カンボジアへの展開、他ビジネスの展開