アゴラとかで話題になっている事もあり、つれづれなるままに教育の無駄について考えてみた。
- 生まれも育ちも東京都
- 小学校、中学校、高校と都内の私立一貫校に通わせてもらった
- 古くは小学校受験のために、その後は小学生の3年生くらいからコンスタントに塾に通っていた
- もっとも頻度が高くて、週に6クラス+家庭教師1日という時があった
- 塾は、中堅〜大手学習塾(小学校だったら指導会とか、中学には行ってSEGとか)、小規模塾、個人塾など様々行かせてもらった。
- Z会とかもやったきがするけどああいうのは続かなかった。すいません。
- 大学は国立大学に一本受験し、現役合格。理系的なところ。
- 大学は合計で1年分くらいしか行っていない。中退しました。今はNGOで働いています。
- 勉強するという癖、習慣、楽しみを教えてくれた
- 小手先のテクニックではなく、数学なら数学のおもしろさなどを丁寧に知る事が出来た
- 自分が成長していく感じが体験できて自信になった
- 自分にとって学校教育で学業を習うのは質、効率が悪かった。僕にとっては「塾」という民間の仕組みが良かった
- カリキュラムなど一元的に決めて予算をつけて管理する公共事業だと、時代にそぐわなくなるんじゃないだろうか?それって税金の無駄遣いをしてないか?
- そのすれ違うエネルギーを色々な事に活かせればきっと効率が良いのに。
- なので下記のように教育制度を変えるのはどうだろうか?
- 学校の授業は民間業者から入札、購入し、競わせながら提供するか
- 義務教育時に利用者側にバウチャーを提供し、塾や学校などフラットに選べるようにする
- 最低でも学校同士の授業単位、志望校受験対策単位での連携を行い、効率を図る
- 僕の見てきた中では、学校の先生の能力が十分に高いと思えない
- たとえば数学、受験数学に対する理解が浅い
- 教え方が優れているか、人間としての尊敬できるかと言うと微妙
- 受験経験も社会経験もあまり無い
- カリキュラムも教科書も問題もテストもレベルが十分に高いとは思えない
- 結構感動する問題とか、実際に4回くらいといてみたくなる問題とか、別解を考えるのに競い合った問題とかそういうのがあまり無い
- 志望校をそろえる事が出来ない
- 年間50人(?)とか合格者を出している高校はいざ知らず、普通の公立、私立校では、特定に志望校で対策出来るほど人数がいないはず
- そのため、費用対効果を考えると、たとえば数学では全学年をレベルで4つに分けましょう、みたいな事になりがち。
- クラスの人数多すぎ
- カリキュラム、教科書が良い
- 東大なら東大の事が良く分かっている(暗記系はほぼ無いので基本からきちんと理解せねば、など)
- 数学なら数学の事を本当に理解している人が書いている(SEGの社長みたいな人)
- 先生の能力が高い
教師として生きていくつもりは無くても、バイトとしてだったり、期間限定で教育に関わる事ができる優秀なリソースが社会にはある!!Teach for Americaだってそれを利用してるに違いない) - 塾は義務教育でないし乗り換えコストが低いので、評価が存在し競争が存在する
- 生徒が塾に来続けてもらうために必死
- (たぶんいった塾が特殊だったけど)学年じゃなくてレベルで分けていた。高一と高三が同じ授業を受けているとかもあった。
- 学校の先生は実力を認識して勉強して欲しい
- 良い学校の先生や、良い評判の塾の先生の授業などDVDで販売して見て欲しい
- 教科書とかカリキュラム開発にはもっとプロが関わるべき
- 授業に参加せずとも学業で十分なレベルを持っていれば単位を認定する
- 特に数学、英語、理科などのレベルがはかりやすい授業に限定して言うと、です。
- 情操教育とか、「出席させる事を通じて社会のルールを教えてるんだ」みたいのは授業参加以外の方法で代替できる。というか、もし万が一つまらない授業に無理矢理出されてたら悪影響です。
- 塾や他の学校との提携
- 和田中がSAPIX(だっけか?)入れたみたいに
- たとえば学区の中で志望校ごとにまとめたクラス作るとか。
- 総合学習とかで少しずつ始まっている気がするけども、もっと徹底的に。
- 健康診断はお医者さん呼んでくるように、先生は塾から呼んでくればいい
- 特にインターネットを利用した授業を行う事で物理的な制約の解除、コストの削減を行うべし
- 生徒から先生の評価や、実際の点数や出席率がどう変化しているかで評価する仕組み
- 優秀な学生が、一生の仕事としてではないなら教育に関わりたいと思っている事は良くある。Teach for Americaもそうだし、確か教育の奨学金を自分で教えて返すみたいなビジネスモデルを最近聞いた。そういう人を利用すべし。大学の単位にしてもいいし、青年地方協力隊みたいにしたらどうでしょうか。
- 教育に対するニーズなど多様化する中でほとんど学校単位でしか授業を選べない
- 親が一番賢い選択をするとは言わないが、もう少し情報を提供した上で任せてしまった方が競争原理が働いて良いのではないか?
- バウチャーだけで学校に行く事も出来るし、バウチャー+α自分でお金を出せば塾にも行ける、とかそういう風に選べるようになるとよいのでは。
- 学校でしか提供しづらい、部活や文化祭、運動会や効果のはかりにくいマイナーな教科を学校でやったらどうか。まぁそれは必修にするとかバウチャーをあまり使わずにいけるとか政府が補助する必要があると思うけども。